正論って、反論が極めて難しいもので、
言われた相手にとっては、非常に傷付いたり、どうして良いか困ってしまう時もあると思います。
そして、そういった特性があるが故に、
「正しい」けれども、中々受け入れ難いものだと思います。
まあ、無理もないと思うんですよね。
「正しいけど、今の私の状況でそれを言われても、そんなこと出来ない」って感じが多いのではないかと。
筆者もそういう部分有りますし。
だからこそ、「相手にとって馴染みやすい」内容である必要があるのではないかと。
正論を言うだけなら、それほど難しくないわけですから。
社会経験が皆無の新人に、
「仕事では報連相が大切なので、ちゃんとやる様に」
と「やり方を教えずに」言われても、
どうやってやれば良いのか、困るのではないでしょうか。
報連相なんて、学校では教えてくれないと思いますし、多分。
デザイナー上がりで、プログラムのプの字も知らない人に、
「ちゃんと、脆弱性の無いプログラムを書いて下さい」といきなり言っても、
どうすれば良いのか困るのではないでしょうか。
勿論、言われた側にも、独学などの自助努力は必要だと思うのです。
でも、正論を言う側も。
今、相手が立たされている状況を考慮して、
「これなら相手にとって馴染みやすいのではないだろうか」という視点を持って、
「厳しい」正論を、相手が受け入れやすい形にして、伝える必要があるのではないでしょうか。
正論を言う目的って、相手に伝えて納得してもらって、
相手に変わってもらう事ではないでしょうか。
正論を言った所で、相手が変わらなければ、意味がないと思います。だからこそ。
まあぶっちゃけ、実践するのは結構難しいとは思いますが、
そんな視点が大切ではないかなと。
以上、筆者自身の反省会でした(苦笑)
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- 2011/09/20(火) 23:16:35|
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