この記事は全然予定してなかったんですけど、さすがに気になったので書いてみたいと思います。
書くきっかけになったのは、以下の記事です。
初心者でもわかる!さくらVPS | Sakura VPS 設定マニュアルそもそも、初心者がさくらVPS(全部、自分で設定を行わなければいけない)を触るのは危ないのでは?という気もしますけど、
これは本質的な話じゃないと思うので省略。
で、気になったのは、以下の箇所です。
6. SSHとファイアーウォールの設定これ、sshd_configのポート番号の行しか変えていないんですけど、不十分ですよね。
「ポートスキャン」という単語でググる事を激しく推奨します。
しかしなぁ。
この前のページで、鍵認証の設定をしているだけに、惜しいよなぁとは思うんですけどね。
sshd_configの設定については、
「ssh」「総当り攻撃」「ブルートフォースアタック」「公開鍵認証」「sshd_config」辺りを組み合わせれば、
ガンガン記事はヒットしますね。
で、ココが重要な所だと思うんですけど、
色々な記事に目を通してみると、上記の記事の様に「設定箇所の抜け」が結構あるんですよね。
なので、情報の「組み合わせ」が必要になると。
だから、別のこのネタに限った話ではないんですけど、
「一つの情報だけで完結したと思ってはいけない」と思いますね。
自分の話で、
時々現場で「どうして、そんなにブラウザのタブが何十個も開いているんですか?」って言われるんですけど、
「一つの調査に対して、複数(最低でも5ページぐらい?)のページを開いていて、
それをやっている内にタブを閉じるのを忘れているw」だけなんですけどね。
というか、あらゆる情報って師匠の話でさえも、鵜呑みにしないですからねぇ。
話を聞いて、自分で検証して、自分が納得したらではないかと。
だって、鵜呑みにしたら、問題があった時に全部相手のせいにしちゃうじゃないですか。
ということもあるので、「情報は複数のルートから」って話に繋がると思います。
さて、上述の話も十分問題だと思う(SSHでクラック出来るだけで、結構な事が出来る可能性がありますしね。お客さん、キレても驚かないですね)んですけど、
一番問題だと思うのは、上記の事をしただけで「出来た」とか、酷いと「精通した」とか思ってしまう事だと思います。
そう思った瞬間に、この事については何も考えなくなってしまうだろうと。
実例、何人も知ってますし(苦笑)
まぁ、おそらくは、「達成感を味わいたい」んでしょうけどね。
で、別に味わうのは良いとは思うんですけど、
100段の階段があって、1段上がったぐらいで達成したとか言われてもねぇ(苦笑)
「学びは一生」。
だいぶ昔に、自分が総務のおばさんから言われた言葉ですね。
最後に、多分最も重要な所を。
上述に該当される人々がどうなろうが、
別に知ったことではない(だって、自分のシャドウは他人の話を聞かないですから)んですけど、
まだ経験の浅い(だから、おそらく見抜けないと思うんですよね)新人さんとかが、
こういう人々に巻き込まれる事を、自分は最も懸念しています。
なので、赤い大文字で書いておく事にします。
一人の話だけじゃなくて、「沢山」の人の話に耳を傾けて下さい。
そして、「何かおかしい」と思ったら、ブログや日記やツイッター等に書き込んだり、
知り合いにその事を話してみたりして下さい。いくらなんでも文字が大き過ぎる気もしますけど、まぁ良いでしょうw
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- 2013/01/05(土) 18:53:15|
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今回は、
「成功する男はみな、非情である。」と、
「成功する男はみな、自分の心に嘘がつける。」という本を読んでの感想的な話です。
先に結論だけ書くと、ウチ自身は「絶対に成功者にはなれないだろうな」と(苦笑)
じゃあ、どんな人が成功者になれて、どんな人がなれないのさ?って所を考える為に、
成功者と失敗者(こっちは本の中では触れられていませんが)の特徴なんかを、
自分なりに以下に書いてみました。
1.成功者の特徴
(1)お金持ちになれて且つ、仕事もそれなりには出来る
(2)暗躍して表舞台に出てくる
(3)誤った意味での唯我独尊(
参考)傾向がある
(4)失敗者に対しては完全に敵視している
(5)成功者同士は「表面上は」仲が良い
(6)自分とは別の成功者が潰れたとしても、助けないで見捨てる
(7)他人を道具として見ている
(8)エリートで挫折に弱い?雑草魂的なモノがあまりないかも
(9)自分に都合の悪い意見や人は無視する
(10)弱者に対して冷たい
(11)桃源郷ではなくユートピアな思想(
参考)
2.失敗者の特徴
(1)お金持ちにはなれない(でも、平均年収以上稼いでいる人も普通にいる)が仕事は出来る
(2)ネットのヘビーユーザーである割合が高い?
(3)正しい唯我独尊傾向がある
(4)成功者に対しては完全に敵視している
(5)失敗者同士は普通に仲が良い
(6)自分とは別の失敗者が潰れた時には救いの手を差し伸べる
(7)他人を仲間として見ている
(8)少々の挫折ではあきらめない
(9)自分に都合の悪い意見でも真摯に聞こうとはする
(10)弱者に対して優しい
(11)ユートピアではなく桃源郷な思想
まず、多分「成功者ってホントにこんな人達なの?」って感じる人も多いんじゃないかと思います。
というか、一応違いは色々書きましたが、
実際の人を見ていると、誰が成功者で誰が失敗者かってなかなか気付きにくいと思われます。
だから、「成功者だと思っていた人が実は失敗者」なんて事はザラかと。
ウチ自身も、結構勘違いしたことありましたので、そう思っちゃいます。
あと、成功者が凄く悪い人に見えますけど、
今の世の中で成功するには、賢く狡く立ちまわるスキルが必要だと思いますね、正直。
ウチ的には、それはどうしても出来ないと思ったので、
それで失敗者と認定したのですがw
あと、色々特徴を書いてみましたが、じゃあ自分はどっち?って考えた時に、
「成功者の一面と失敗者の一面を両方持っている」って人が大半だと思われます。
というか、たった二つで色々な人を分類出来るわけがないので、
気質としてどっちの方向に強いのかって感じかと思います。
この本が、何の役に立つのかについては。
人を見る時の参考基準にはなるんじゃないかなぁと思いました。
自分自身もそうだけれども、「一人の人間を理解する」っていうのは、想像以上に難しいと思います。
だから、すぐに「あの人はこういう人で自分の敵だ」と決め付けないで、
まず、「相手を知る」事から始めていく。
で、特に注意したいのは。
一度敵視してしまった相手に対して、本当に敵視して良いのかと自問「しない」事。
別に、毎日する必要まではないと思うんですけど、
定期的に自問するのは大切じゃないかなぁと思います。
さて、ここからはある程度以上、成功者と失敗者の分別が出来ている人向けの話。
で、今回特に触れたいのは、それぞれ(というか失敗者)の(5)の部分。
あまり長々書く気もないので、端的に一言。
「今よりも少しかもしれないけど、力合わせて頑張ってみません?」
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- 2012/06/09(土) 22:37:03|
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かなり前に発売された作品ですが、
先日椎名林檎さんの「短篇キネマ 百色眼鏡」を観て、タイトルの事を思いました。
まぁ、当然っちゃあ当然なんでしょうけど、意外と意識から抜けるのではと思いまして。
先に結論です。
「自分を信じ切れないのなら、自己分析したり他人に相談するしかないのでは」ですかね。
特に、自己分析が重要かと。
で、もし自己分析が出来ないなら、他人に分析してもらうと。
では、作品の内容も踏まえつつ、以下から詳しく書いてみます。
あと、内容を知らなくても理解しやすい様に書いたつもりです。
まず、作品内でヒロインの葛城楓は「多面性」を顕著に見せていますが、
それって別に誰でもそうだと思うんですよね。
プライベートの顔と仕事の顔とか。
意識的かそうでないかはともかく、
対峙する相手との関係性によって、色々な顔が出ると思います。
で、そうすると、どっちが本当なのかって気持ちになるかもしれないですが、
どっち「も」本当だと思うんです。
じゃあ、嘘は無いのかって話になるかもしれませんが、
とある人に嘘を付いた自分も、それも本当の自分なのではないかと。
話した内容自体は嘘でも、「自分が嘘を付いたという言動」は本当ですよね。
まぁ、別に嘘を付いて良いとは思いませんけど。
でも、一人の人間なのに、色々な顔を見せられたら。
主人公の天城の様な優柔不断(だと感じました。それが必ずしも悪いとは思わないですけど)な人は、
どっちが本当なのかとか、
自分はどっちの楓を選べば良いのかと、思うのは無理もないと思います。
でもそれって、「自分が決めてよいこと」だと思うんです。
他人の「全て」を理解することなど、
他人を知ろうとした所でまず不可能ですし。
他人を知る努力はした方が良いにしても、
自分が見た他人が全てなわけであり、
見ていくうちに印象が変わったのなら、それなら印象も変えれば良い。
身も蓋もない話をすれば。
上記でも書いた通り、
相手や物事をどう位置付けるかの、主導権は自分にあると。
そして、自分がどんな選択をしても、因果応報よろしくその選択に見合った結果が出ると思います。
真っ当な自浄作用が利く組織や業界なら、真っ当な結果が出るでしょうし。
だから、自分を信じて相手なり物事なりを位置付けていけば良いんじゃないかと。
自分が信じたいものとは違うものならスルーしたり、
自分にとって痛いものなら触れないようにしたり、
自分が理解出来ないものなら理解しないで、
生きていけば良いんじゃないかと。
と言いつつも、ウチにはそれは出来ないですけど。
でも、もし自分にそこまでの自信が無くて決断出来ないのなら。
どうして決断出来ないかを自己分析するなり、
他人に相談して助言を頂くなりしなければ。
永久に決断出来なくて、いつまでも迷い続けるんじゃないかと思うんですけどねぇ。
あと、「相手を想って適切な助言が出来る」人って、
個人的な印象では少ないと思うので、その辺にも要注意でしょうかね。
また、自信を持てない原因が他人の言動にあるなら。
どうしてあの人はあんな言動をするのかとかを、考えることが大事なんじゃないかと。
自分の人生を他人が代わりに生きることは出来ないです。
この記事を読んでもそうだと思いますが、
まさに、「どうするかは自分次第」なんでしょう。
個人的には、百色眼鏡は良い作品でしたね。
参考:
スルー力、ねぇ百色眼鏡の意味を考えるスレ椎名林檎における「歌」の解体と再生のⅥからⅧまで
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- 2012/02/13(月) 00:02:59|
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清濁併せ呑む。
以下の内容は、もしかしたら違うかもしれませんけど、
私的にはそうじゃないかなと思ってます。
あと、メタファーとか暗喩とか隠喩とかが、かなり込められてますので、その辺もご注意を。
例えば、万引きするのが悪い事であるのを知らない幼児が、万引きした時。
大人なら当然許されませんけど、
幼児なら「万引きする事は悪い事だから、この先ずっと絶対にやってはダメだよ」となり、
お咎めなしとなります。
じゃあ、なんでお咎めなしになるのかといったら。
万引きするのが悪い事を知らなくてやったのであれば、
それが悪い事だと分かれば、もうやらなくなるわけですよね。
「無知の知」なんて言葉もありますけど。
「知らなくてやってしまったんだし、本人ももうやらないって言ってるんだから、
そんなに責めないで清濁併せ呑んであげなさい」って感じではないかと。
つまり、「許す(責めない)」事の条件に、
「成長してもうやらない」というのがあるんじゃないかと。
だって、この先もずっと万引きし続けたら、
さすがに、いつまでも許してはくれないわけですし。
だから、清濁併せ呑んでもらいたいなら、
努力して成長することが不可欠じゃないかと思うのです。
で、これと全く同じ事が、仕事でも言えるんじゃないかと思うんですけどねぇ。
というか、仕事の場合「お金」が絡んでくるので、
「ダメだと知らなくて万引きしました、ごめんなさい」では済まないケースも多々あるかとは思うのですが。
周囲のせいにするのは簡単だと思いますけどねぇ。
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- 2012/01/29(日) 23:55:03|
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「やめること」からはじめなさいという本を読破したので、その書評です。
何というか、基本的には良い内容だと思ったのですが、
「扱いが難しい内容」だと感じました。というのも。
まず、「やめる」為には当たり前の事ですが、
何かを「やっている」必要があります。
そして、色々な事をやっていく中で、やめたほうが良い事って出てくると思います。
一つや二つやっている程度では、
やめたら殆ど何もやっていない状態になり、
また、何かを始めなければいけませんから。
でも、これまでに色々な人に会って来ましたが、
「色々な事にチャレンジしている」人って、殆ど見たことがないんですよねぇ(苦笑)
仕事でなくて遊びでも何でもそうなんですけど。
私はあまりそうは感じないのですが、
色々やるっていうのは、結構な頑張りが必要なのかもしれません。
そして、著者は「はじめに」で、
私はがんばる人の応援だけをしたい。
がんばった人には報われて欲しい。
がんばっているのに報われない人生を、
報われる人生へと一変させる方法は「手放す(やめる)」ことだ。
と書いています。
だから私は、この本を読んだりする様な「色々やって頑張っている」人は、
本に書いてある内容を、自分に無理のない程度に実践しても良いとは思うのですが、
他人に対して、自分が読んだからといって薦める様な本ではないと思いました。
だから、この記事のURIも、
私的には外部に告知する気は一切無いですし。
もちろん、読者(かなり少ないですけど(苦笑))の方が告知するのは自由です。
端的に書くと、この本を手に取った貴方は、
多分他にも色々本を読んでいるのではないかと思うので、
この本の内容を実践する資格があるというと言い過ぎでしょうけど、そんな感じがします。
それ以外の、書店に行くこともなければ、
この本のタイトル(に類似のキーワードも含む)でググったりすることもなければ、
読書の習慣もない様な方々は、
やめる前に色々やる事から始めましょうって感じではないかなぁと。
最後にこの本、上記にも少し書きましたが、
特に「はじめに」が秀逸でした。
個別の内容だと、全体的には最終章に面白い内容が多かったですかねぇ。
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- 2012/01/12(木) 00:24:05|
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